赤ちゃんの健やかな成長を願うお宮参りの思い出を写真に残すために、多くの家族が写真スタジオを利用します。けれども、写真スタジオによってプランや料金、サービスの質はさまざまです。
そこで本記事では、お宮参りの写真スタジオの見分け方を5つのポイントに分けて解説します。大切な思い出を残すためにも、ぜひ参考にしてみてください。
お宮参りの写真撮影はいつ頃がよい?
お宮参りの写真撮影はいつ頃がよいのでしょうか。この見出しでは、伝統に習う場合と生後3~6ヶ月頃の場合について解説します。
伝統に習う場合
お宮参りは一般的に、男の子は生後31日目、女の子は生後32日目に神社を参拝する習わしがあります。出産後に初めて家族以外の人と触れ合う機会となり、記念撮影をすれば特別な思い出になるでしょう。
生後1ヶ月の赤ちゃんはまだ小さく、新生児らしいあどけなさがあるため、祝い着がよく映えて写真にも美しく残ります。
ただし、生後1ヶ月は赤ちゃんと母親の体調を最優先してください。何かあった場合は、臨機応変に予定を変更できるよう準備しておくと安心です。
3~6ヶ月頃なら赤ちゃんのさまざまな表情が見られる
写真撮影を3~6ヶ月頃に遅らせることで、赤ちゃんのさまざまな表情が見られるメリットがあります。1ヶ月頃と比べても笑顔が増える、目で人を追うようになるなどの行動が見られるため、より写真映えする写真が撮れるでしょう。
また、赤ちゃんの免疫力がつき、生活リズムも安定してくるので、長時間の外出やスタジオ撮影もしやすくなります。撮影スケジュールも立てやすくなるので、落ち着いて撮影したい方は3~6ヶ月頃の撮影がおすすめです。
お宮参りの写真撮影はどこがおすすめ?
お宮参りの写真撮影には大きく分けて、ハウススタジオと個人写真館、大手写真スタジオの3種類から選べます。それぞれの特徴や魅力について解説します。
ハウススタジオ
ハウススタジオは一軒家やマンションの一室などを改装して、自然光や生活空間のような雰囲気で撮影ができるスタジオのことです。柔らかい光で赤ちゃんの肌や表情をやさしく写すことができます。
アンティーク調や北欧風など、ハウススタジオごとに内装にこだわりがあるところが多いため、おしゃれな撮影が可能です。また、1日1~4組までと貸切での撮影となるので、周囲を気にせず、リラックスした状態での撮影が可能です。
小さい子どもがいても、遊びながら撮影できるスペースが用意されていれば安心でしょう。
個人写真館
個人写真館は昔ながらの写真館から現代風のスタジオまで、幅広いスタイルが存在します。1組1組に対するきめ細やかな対応が魅力といえるでしょう。
ベテランのプロカメラマンが撮影を担当するので、クオリティの高い記念写真を残したい方におすすめです。大手写真スタジオとは異なり、柔軟な対応をしてくれるので赤ちゃんがいても安心して撮影を任せられます。
地域に密着している個人写真館であれば、お宮参り以外の七五三や入学式、成人式など家族の成長記録を同じカメラマンに継続して任せられる点も魅力です。
大手写真スタジオ
大手写真スタジオとは、全国展開しているスタジオアリスや、スタジオマリオのような写真スタジオのことです。衣装や小物が豊富にあり、好みに合わせて和装や洋装での撮影が可能です。
赤ちゃんの撮影に慣れたスタッフが、手際よく撮影してくれる点も魅力の1つ。ただし、撮影時間が限られていることや土日祝日は混雑しがちなため、余裕をもって撮影したい方は平日に予約しましょう。
お宮参りの写真撮影に出張撮影は有り?無し?
近年では、神社にカメラマンが出向き、記念写真やお参りの様子を撮影する出張撮影も人気があります。七五三の出張撮影と比べると依頼数は少ないものの、スタジオでは撮れない臨場感や自然な表情を求めて依頼する家族もいます。
ただし、参拝する神社によっては撮影NGのところもあるため、事前確認が必須です。また、屋外の撮影となるので、天候に左右される点にも気を付けましょう。
お宮参りの写真スタジオの見分け方
お宮参りのために写真スタジオを予約したい場合、どのような点に気を付ければよいのでしょうか。お宮参りの写真スタジオの見分け方を5つ紹介します。
衣装レンタルの有無
赤ちゃんに着せる祝い着やベビードレスのレンタルがあれば、手ぶらで来店できるので非常に便利です。衣装レンタルをチェックする際は、和装・洋装の有無や兄弟、両親用の衣装が用意されているかも確認しておくと安心です。
また、撮影プランに衣装レンタルが含まれているか、着付けやメイクのサービスがあるかも確認してください。別料金だった場合はいくらになるのか、予算を考慮した上で利用するかどうかを検討しましょう。
料金体系・プラン
多くの写真スタジオでは、お宮参りの撮影プランを用意しています。プランの内容をよく見て、希望する内容が含まれているかをチェックしておきましょう。
よくあるプランの例としては、撮影のみを行うプランや撮影と衣装レンタル、データがもらえるデータ付きプランがあります。また、アルバムや衣装、小物などが一式そろったフルパックプランも人気です。
ロケーションスタジオグッドでは、お宮参り・百日で5つのプランを用意しています。興味のある方は、ぜひお問い合わせください。
どこで撮影をしたいか
お宮参りの大切な思い出を、室内の設備が整った場所で撮影をしたいのであれば、スタジオ撮影がおすすめです。赤ちゃんに負担をかけず、ゆっくりと撮影したい方や、おしゃれなセットで撮影したい方にもおすすめです。
一方で、神社で参拝をしている様子も記念に残したい方や、赤ちゃんや家族の様子を撮影したい方は出張撮影が良いでしょう。ただし、出張撮影を希望する場合は、神社への撮影可否の確認を忘れずに行ってください。
写真の受け取り方法
お宮参りの撮影スタジオを選ぶ際には、写真の受け取り方法も見落とせない重要なポイントです。写真の受け取り方法は、主に次に挙げる4種類があります。
- 台紙仕上げ
- データ納品
- フォトアルバム仕上げ
- Webダウンロード
祖父母への贈答におすすめなのが台紙仕上げです。USBやCD-Rなどのデータ納品は、自宅で印刷や保存ができますが、全データ納品なのか購入したもののみなのかの確認が必要です。自分に合った受け取り方法が選べる、写真スタジオを選びましょう。
授乳室があるか
写真スタジオで撮影をする場合、赤ちゃんの授乳室があるかどうかは重要です。赤ちゃんのタイミングで無理なく授乳やおむつを替えられるので、機嫌が安定しやすいメリットがあります。
また、授乳できる場所が確保されていることで、母親も心理的な負担が軽減され、リラックスして撮影ができるでしょう。授乳室以外にも、子どもが遊んで待てるスペースがあると、さらに安心です。
お宮参りと写真撮影は同日がよい?
お宮参りと写真撮影を同日に行うメリットは、一度の外出で済むため、準備や移動の手間が少なくなることが挙げられます。
また、祖父母と一緒に撮影しやすい点も大きなメリットです。一方で、長時間の外出となるため、赤ちゃんや母親の負担が大きくなりやすい点には注意が必要です。
次に、お宮参りと写真撮影を別日に行う場合は、赤ちゃんの体調や天候に合わせてスケジュールが組みやすいメリットがあります。お宮参りと撮影、それぞれに集中できるので、家族全員が余裕をもって行動できるでしょう。
ただし、お宮参りと撮影のために2回準備が必要になる点には注意が必要です。衣装をレンタルしている場合は、両日分のレンタル料金が発生する可能性があるため、事前に確認しておきましょう。
お宮参りの写真撮影はロケーションスタジオグッドがおすすめ
お宮参りの写真撮影は伝統に習って行う場合も、3~6ヶ月頃に行う場合も、それぞれにメリットがあります。赤ちゃんや母親の体調、祖父母のスケジュールなどを考慮して、無理のない日程で記念撮影を行いましょう。
ロケーションスタジオグッドでは、お宮参り・百日の撮影プランを豊富に用意しています。写真撮影に関して、何か不安なことや要望があれば、お問い合わせフォームもありますので、ぜひお気軽にご相談ください。